大阪・関西万博は19日、米国のナショナルデーを迎えた。式典に出席したベセント財務長官は、1970年の大阪万博に続き今回も米国が出展する「月の石」について、人類初の月面着陸に興奮した少年時代を思い出したとし「月の石が今も世界中の人を引きつけているのを見て感動している」と話した。
ベセント氏は「日米両国の繁栄のため、トランプ大統領は大切な同盟関係を引き続き強化する」と強調。ベセント氏らと関税交渉を行う赤沢亮正経済再生担当相も登壇し、大阪万博で月の石を見るために列に並んだエピソードを披露。万博を通じて日米の「相互理解が深まり、新たな地平が開かれることを祈念する」と述べた。