【ヤンゴン共同】ミャンマー最大都市ヤンゴンで19日、ミャンマー独立の英雄で「建国の父」として知られるアウンサン将軍が暗殺された命日に合わせて追悼式典が開かれた。将軍の娘で軍事政権による拘束が続いている民主派指導者アウンサンスーチー氏の出席は認められなかった。
将軍らが祭られている「殉難者廟(通称アウンサン廟)」で営まれた式典には、軍政トップのミンアウンフライン国軍総司令官が2021年のクーデター後、初めて出席して花を手向けた。軍政は抗議活動を警戒して周辺の道路を封鎖した。
将軍は1947年7月19日に政敵に暗殺され、命日が「殉難者の日」として祝日になっている。