【ニューヨーク共同】米IT大手メタ(旧フェイスブック)は18日、欧州連合(EU)が策定した人工知能(AI)モデル向けの行動規範に署名しない方針を明らかにした。メタ幹部は交流サイト(SNS)に「過剰だ」と投稿し、欧州の規制方針に懸念を示した。
EUでは2024年にAI規制法が成立し、来年から本格的に規則が適用される。行動規範はこの法律を補完するもので、企業側に安全性や著作権への対応、透明性確保に向けた具体的な対策を求める。
ロイター通信によると、米マイクロソフト首脳は規範に署名する可能性が高いとの認識を示した。米オープンAIも規制に従う意向。