【プレイノ(米南部テキサス州)共同】ロイター通信は19日、SUBARU(スバル)が米国で販売する複数のモデルを値上げすると報じた。モデルにより最大2千ドル(約29万円)程度引き上げるという。トランプ米政権の関税政策の影響が背景にあると指摘している。
ロイターによると、値上げは6月から販売する車両価格に適用される見通し。スバルは米国で販売する車の45%を輸入しているといい、関税によるコスト増に対応する狙いがあるとみられる。
米国で販売する自動車メーカーでは、米自動車大手フォード・モーターがメキシコで生産する米国向けの一部車種価格を5月から最大2千ドル引き上げたと報じられた。