中部国際空港(愛知県常滑市)は21日、代替滑走路の着工許可を国土交通省から受けたことを記念し、式典を開いた。犬塚力社長は「完全なる24時間空港としてさらに進化し、中部地域から世界への玄関口として皆さまのご期待に一層お応えできるようになる」と述べた。2025年度中の着工を目指す。
式典には国会議員や地元関係者ら約60人が参加。出席した中野洋昌国交相は「中部空港が能力を十二分に発揮し、日本の製造業の中心地で、多様な自然環境や歴史文化遺産を有する中部圏、そしてわが国の発展にさらに貢献していくことを期待している」と話した。
代替滑走路は、全長3290メートル、幅45メートル。