
「調べで誘導くり返した」と主張
女性暴行事件をめぐる富山の冤罪被害者柳原浩さん(43)が、違法な捜査で逮捕、起訴されたとして、約1億円の国家賠償を求めた訴訟の第6回口頭弁論が9日、富山地裁(田辺浩典裁判長)であり、柳原さん側は、県警が取り調べで誘導尋問をくり返し、虚偽の自白調書を作成したと主張した。
柳原さん側は、被害者の下着の色や特徴をめぐり、取り調べの担当者が知る事実に当てはまるまで聴取が続いたと主張。
一審公判中に同様の手口の事件が起き、柳原さんの冤罪事件にかかわった捜査員が調べていたといい、「県警は当時から真犯人が別にいる可能性を認識していた」と指摘した。
訴状によると、柳原さんは2002年、富山県氷見市で発生した女性暴行事件で逮捕された。一審で有罪判決を受け約2年間服役。出所後の06年、鳥取県で逮捕された男が氷見市の事件を自供し、07年の再審で無罪が確定した。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA