
脱走のニホンザルを公開
上野動物園(東京都台東区)は9日、園内から脱走後、捕獲された国の天然記念物で青森県下北半島に生息する「北限のニホンザル」の「カジキ」(オス、推定6歳)を公開した。
カジキは先月24日午前、ほかの22頭とともに公開されたが、高さ約3・5メートルの塀を乗り越え逃げた。約6時間後、近くの飲食店の地下室に通じる階段で見つかり、網で捕獲された。
動物園側は捕獲後、サル山裏のおりにカジキを隔離。サル山の周囲を電気柵で囲う工事が完了したことから9日午前、カジキを放し、職員10人が警戒する中、公開した。
カジキは当初、岩山の陰に隠れ、おどおどしていたが、徐々に環境に慣れ、昼ごろには、別のサルの背中に乗るなど落ち着いた様子になったという。
上野動物園教育普及課の井田素靖係長は「早く大きくなって、群れの第1位になれば、逃げ出すことはなくなるでしょう」と話している。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA