
「大阪都」構想めぐり議論
大阪府の橋下徹知事と大阪市の平松邦夫市長が9日、府公館で都市制度をテーマに公開で議論した。府と同市を再編する「大阪都」構想を提唱する橋下氏と「地域主権確立宣言」を掲げ対立を深める平松氏が激しい論戦を交わすとみられる。
2人が公開の場で本格的に議論するのは約7カ月ぶり。冒頭、橋下氏は「考え方の根本に違いがある。相違を府民に知らせたい」とあいさつ。平松氏は「府の役割とは何なのか聞きたい。(府市再編の前に)まだまだ府と市が一緒にできることはある」と対立姿勢を示した。
都市制度をめぐる2人の主張の隔たりは大きい。橋下氏は人口約266万人の大阪市について「中規模の県と同等以上なのに区長が公選ではなく、住民ニーズに細かく対応できない」と指摘。基礎自治体の役割を重視し権限や財源を強化するという地域主権確立宣言を批判、大阪市の分割が必要と訴える。
一方の平松氏は、都構想の具体像が見えないことに不快感を再三表明。「主張が二転三転し、市をバラバラにすることだけが残った。地域差が激しい市を分割すれば、格差が固定し行政コストもかさむ」と強調している。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA