パイオニアは9日、三菱電機など3社を引受先とする約56億円の第三者割当増資を3月に実施すると発表した。さらに海外投資家向けに最大で9200万株の公募増資を実施。調達額は株価や発行株式数で変動するが、パイオニアは公募増資で少なくとも200億円の資金調達を目指すとしている。
調達した資金は主力のカーナビ事業の強化や、有機EL照明の開発などに充てる。昨年末で16・9%の連結自己資本比率は、増資後は22%程度に上昇する見込み。
第三者割当増資では、三菱電機から約25億円のほか、ホンダから約25億円、三菱化学から約6億円をそれぞれ調達する。
三菱電機とはカーナビの共同開発で提携を強化。三菱化学とは次世代の省エネ照明と期待される有機EL照明の開発で新たに提携し、早期の事業化を目指す。
パイオニアは同日、2010年3月期連結決算の業績予想を修正。コスト削減効果で、純損失が595億円から540億円に縮小すると発表した。
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