
中岡慎太郎の写真原板を確認
坂本竜馬らと薩長同盟実現に奔走した幕末の志士、中岡慎太郎の写真のガラス原板が、富山市の個人宅で保管されていたことが20日までに分かった。調査した中岡慎太郎館(高知県北川村)によると、日本で最初に「笑顔」を写したとも言われる貴重な写真の原板という。
原板を保管していた富山市の鹿野秀夫さん(81)は、慎太郎が下宿していた京都の書店「菊屋」経営者の五男にあたる峰吉の子孫。原板は峰吉が慎太郎から譲り受けたとみられる。峰吉の死後、富山市に移り住んだ峰吉の妻キンの遺品として代々受け継いできた。
原板は縦約8センチ、横約10センチ。竜馬と共に暗殺される約1年前の1866年11月に京都の祇園で撮影された。笑顔の慎太郎と一緒に写っている女性らしき人物の姿はなぜか削り取られたり、塗りつぶされたりしている。
同館は写った姿の鮮明さ、保管していた木箱に撮影した写真館を記した紙が張られていたことなどから原板と判断した。
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