直木賞作家の森絵都さんの小説を原作にしたアニメ映画「カラフル」(8月21日全国公開)の完成披露試写会が東京都内の中学校で行われ、声優を務めた宮崎あおい、南明奈らが約300人の中学生の前に登場した。
クレヨンしんちゃんの劇場版シリーズや、映画「河童のクゥと夏休み」などを手掛けた原恵一監督の最新作。映画の舞台にちなみ、中学校を試写会場に選んだ。
物語では、過ちを犯して死ぬものの、もう一度生きる機会を与えられた魂が、自殺した中学3年生、小林真の体に入り込む。家族に優しくされて、幸せそうに見える真だが…。
真のクラスメート唱子を巧みに演じた宮崎は「自分にできることがたくさんあると感じてもらえたら。それをどんどん伸ばしていって、すてきな大人になってもらえたらいいなと思いました」とアドバイス。
原作の大ファンで「私がお母さんになったら、自分の子どもに読んでほしいと思っていました。(出演できて)すごくうれしかったですけど、プレッシャーも感じました」と思い入れを語った。
真の後輩ひろか役の南は「声優の仕事は不慣れなので、不安でした。しゃべるとき抑揚がない人なので、声だけの表現は難しいです」とあいさつ。真から思いを寄せられるというもてる役だが「わたしはまったくもてなかったです。“モテ期”が幼稚園の年長以来、来ないんです。頑張りますね」とポツリ。
真の母親を演じた麻生久美子は、アニメの声優に初挑戦。暗い中学生活だったと告白し「あのときの自分がこの作品に出合えていれば、生きてるって素晴らしい、楽しいことだと感じられたかも」と振り返っていた。
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