
記念館で「勝手に直木賞」
日本を代表する文学賞、直木賞の選考会を見守る催しが4年前から、作家直木三十五(1891~1934年)が生まれ育った大阪・谷町の直木三十五記念館で開かれている。題して「勝手に直木賞 長屋路地裏選考会」。第143回直木賞が決まる15日夜が10回目。今回も市民が集まり、文学談義に花を咲かせる。
同記念館の小辻昌平事務局長(46)によると、毎回、東京で選考会が開かれる当日の午後7時ごろに集まり、候補作を読んだ感想や受賞結果の予想を話し合う。昨夏は、記念館近くの空堀商店街を舞台にした万城目学さんの「プリンセス・トヨトミ」が候補となって盛り上がった。
小辻さんは「読書は個人的な行為だが、それを他者との楽しみに変える集まり。文学のお祭り騒ぎに便乗する形で、地域の活性化につなげたい」と話している。
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