
東京バレエ団、海外公演700回
海外巡演中の日本を代表するバレエ団、東京バレエ団は11日、イタリア北部ミラノのスカラ座で「忠臣蔵」を題材とした現代バレエ「ザ・カブキ」を上演、1964年の結成以来、通算700回目の海外公演を達成した。同団体によると、日本のバレエ団としては過去最多の海外公演数。
同行した芸術監督の飯田宗孝さんは「700回は通過点。千回を目標に頑張りたい」と語った。
ザ・カブキは、フランスの振付師、故モーリス・ベジャール氏が忠臣蔵をバレエに仕上げた作品。主役で由良之助役の高岸直樹さん(京都府宇治市出身)ほか約70人の団員が赤穂四十七士の敵討ちをバレエで表現、イタリア人観衆を魅了した。
南部カターニアから来たアンジェロ・リッツオさん(63)は「イタリアで見られて感激。宗教的、神秘的印象を受けた」と評価。高岸さんは「伝統あるスカラ座で700回目を飾れて本当に感謝している」と語った。
東京バレエ団は66年に当時のソ連で行った海外公演を皮切りに、世界計30カ国、140都市以上で公演を行ってきた。今回の巡演は6月17日から7月18日まででトルコ、ドイツ、イタリア、フランスの計11都市を回る。(ミラノ共同)
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