【カイロ共同】エジプト考古最高評議会は7日、首都カイロ郊外のサッカラ遺跡で、色鮮やかな「死後の世界への扉」を備えたエジプトの古王国時代の二つの墓が見つかったと発表した。古王国時代の墓としては最も重要な発見という。
見つかったのは約4400~4200年前の第6王朝の政府高官だったシェンドワと息子ホンスの墓。「死後の世界への扉」には、テーブルを前にいすに腰を掛けるシェンドワが描かれ、官職名などが記されていた。
シェンドワの墓の埋葬室は地下約20メートルにあり、盗掘の跡はなかったが、遺体を納めた木棺は湿気などのために朽ちていた。埋葬室からは「太陽神ラー」の信仰を示す高さ約30センチの石柱オベリスクも見つかった。
サッカラは古代エジプトの墓域。今回の墓は世界最古の巨大石造物とされる「階段ピラミッド」の西側で見つかった。
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