
[2010年7月24日 14時01分]
意見広告のキャッチコピーを練る「赤とんぼの会」の事務局メンバー=大分市コンパルホール
今夏のキャッチコピーは「非武装・不戦の憲法九条を28年目の今年も広告します」―。終戦記念日の8月15日に毎年、平和の誓いを訴えている市民グループ「赤とんぼの会」(宮崎優子代表世話人)のメッセージ内容が決まった。今年も大分合同新聞など5紙に意見広告を掲載、大分県から日本、そして世界の和平を呼び掛ける。
「いろんな言葉を並べるよりも、わたしたちの気持ちをそのままストレートに伝えたい」。28回目を迎える今夏のキャッチコピーには、そんな会員たちの率直な思いを込めた。
戦後65年。憲法改正に関する国民投票法が5月に施行され、米軍基地問題に揺れる沖縄では、依然として“大戦の残り火”がくすぶり続けている。「こういう時期こそ、基本に戻って憲法9条の大切さを見つめ直したい」。事務局の日高礼子さん(54)は語る。
1983年から始めた意見広告はその年、その時代の背景や国際情勢を反映させてきた。「世界の壁をなくすとき 今こそ憲法九条です」(90年)、「有事って戦争よ! もうゆずれない憲法九条」(97年)、「戦争する国の仲間入り、ぼく、いやだ!」(2004年)…。昨夏は国内外の3145人が趣旨に賛同、広告に名を連ねた。
6月末からデザインを練ってきた宮崎代表(61)は「戦争体験者が年々少なくなる今、どうすれば若い世代に『平和の意味』を伝えられるか。みんなで悩んだ」。今年は広告の周りを不戦の詩や俳句、メッセージなどで囲む予定。「敗戦の日にもう一度、わたしたちが誇る憲法9条について考えてほしい」と訴える。
1口千円(目安)。31日まで郵便振替(「赤とんぼの会」、01540―0―12160)で受け付けている。問い合わせは大分市豊饒の「みんなの家」(TEL097・545・3134=ファクス兼用)、または日高さん(TEL090・1166・4218)へ。
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