
[2009年9月1日 09時39分]
豊後高田市役所を訪れた聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」に出場する栗本さん(中央)
聴覚障害者のオリンピックとして4年に1度、世界規模で開かれる「デフリンピック」に、豊後高田市の栗本紗弥さん(20)=日本文理大2年=が空手道で出場する。市役所を訪れ、永松博文市長に報告した。
栗本さんは台湾で開かれる「第21回夏季デフリンピック台北2009」(5~15日)に出場。同大会は1924年にフランスで初開催され、今大会には81の国と地域から約5500人が参加する。空手は今回新たに加わった競技で、栗本さんは男女それぞれ1人の日本代表選手に選ばれた。
生まれつき耳の聞こえない栗本さんは、小学校2年生で豊後高田市の高田グリーンクラブ(岡村哲生監督)で空手を始めた。中学や高校時代にも通常の大会に出場し、全国大会で好成績を収めるなどし、秋には新潟国体に女子個人組手で出場する。
これまでに全日本障害者空手道競技大会で4連覇を果たし、デフリンピックの日本選手団に選出された。この大会を目指して大学に進学して空手を続けている。
岡村監督は「負けず嫌いで努力家。世界大会への出場は涙が出るほどうれしい」。栗本さんは「たくさんの方の応援に応えられるように精いっぱい頑張りたい。大会では仲間との交流もしたい」と抱負を語った。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA