
[2009年4月9日 09時45分]
WBCの活躍で県民栄誉賞を受賞した横浜・内川聖一選手=8日午後、横浜スタジアム
郷土の星にまた一つ、新たな「勲章」が加わった。野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での活躍をたたえ、8日に横浜ベイスターズの内川聖一選手(大分市出身)に贈られた県民栄誉賞。「“世界の内川”としてさらに飛躍を」。家族や恩師は目を細め、日本代表の2連覇に貢献した26歳を祝福した。
「名誉ある賞を頂いた」。大分工高時代の野球部監督で父の内川一寛さん(52)=情報科学高教=は感慨深げ。昨季の首位打者獲得。日の丸を背負ったWBCでのファインプレー。「大分で育ち、好きな野球で県民に感動を与えられたのだから、本人は本当にうれしいと思う。これからも大分のために貢献してほしい」
母の和美さん(51)はこの日、横浜スタジアムへ。「応援してくれる人に感謝の気持ちを忘れず、元気のいいプレーをしてほしい」。県民栄誉賞を受け取る息子を見守った。
“内川少年”を育てた県内の野球関係者らも喜んだ。大分市の松岡少年野球クラブで教えた小野三男さん(64)は「人間的にも素晴らしく、みんなに好かれていた。『世界の内川』になったが、おごらず平常心で努力を続けてほしい」。
中学時代、フレッシュリーグ(九州少年硬式野球協会)の大分ブレーブスで指導した中村国昭さん(62)も「人一倍努力し、みんなに夢を与えた。さすがだ」。サクセスストーリーをかなえる教え子に「さらに技と人間力を磨いて球界の顔になってほしい」とエールを送った。
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