大分のスポーツ

【山口国体】努力の結晶3位

[2011年10月06日 10:16]

ボート成年女子かじ付き4人スカルで3位に入った県選抜。(前列左から)財津友美、赤尾知美(後列左から)野木保菜美、小野美香、合谷優花=下関市豊田湖ボートコース

 【国体臨時支局】第66回国民体育大会・山口国体第5日は5日、山口県内各地であった。県勢は6競技に出場。ボートは成年女子かじ付き4人スカルが3位、同ダブルスカルは7位、少年女子シングルスカルの江川亜美(三隈高)は4位に入賞。ボウリングの成年男子団体、レスリング・グレコローマンスタイル84キロ級の後藤輝(文理大付高)は3位になった。第6日の6日、県勢は3競技に臨む。

 成年女子 4人スカル積極的に攻める

 ボート成年女子かじ付き4人スカルで県勢は3位に入賞。厳しい条件の中で戦い、表彰台に立った。重田英樹監督(日田林工高教)は「選手が持てる力を発揮してくれた」と健闘をたたえた。
 メンバーは小野美香(日田キヤノンマテリアル)、赤尾知美(一ノ宮脳神経外科病院)、合谷優花(ひた市ボート部)、財津友美(中央発条工業)、野木保菜美(法政大3年)の5人。
 職業、所在地が異なり、全員がそろって練習したのは開幕の2週間前から。メンバー不足のため、主将の財津が6月に急きょ現役復帰して挑んだ大会だった。
 それでも各選手の力を結集して決勝に進出。「前半から積極的なレースを心掛けた」とコックス(操舵(そうだ)手)の小野。実業団選手で固める愛知を追い、大分は最終盤まで激しい2位争いを展開。スパートする岐阜の追い上げをかわし、3位でフィニッシュした。
 4人スカルに初出場の野木は「先輩が引っ張ってくれたおかげで勝てた。来年はもっとチームに貢献したい」。社会人2年目の赤尾は「3位は悔しいが、これが今の力」と振り返った。
 かつては競技得点で100点を稼いだボートだが、近年は減少傾向が続く。今年も厳しい戦いの連続だったが、47点を挙げて昨年を10点上回り、歯止めをかけた。
 小川尚志監督(三隈高教)は「得点が高い種目で失敗もあった。少年勢の底上げや選手選考の見直しも考える必要がある」と今後の課題を挙げた。

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