
少年男子グレコローマンスタイル74キロ級2位の榊真嗣(文理大付高3年・左)と同120キロ級2位の坂元将悟(同)=30日、新潟市白根カルチャーセンター
「ダブル優勝を狙っていたのだが…。そう簡単に勝たせてはもらえない」。勝龍三郎監督(文理大付高教)は悔しさをにじませた。
少年男子グレコローマンスタイル74キロ級の榊真嗣(文理大付高3年)と同120キロ級の坂元将悟(同)は準Vにも笑顔はなかった。
榊の決勝。「思い切って攻めていけ」という指示通り序盤から攻めた。第1ピリオドを奪い主導権を握ったが、第2ピリオドの中盤を過ぎて足が止まった。「準決勝で体力を使い果たしてしまった」と榊。相手の鋭いタックルをかわし耐え続けたが、最後はフォールで敗れた。「一瞬のすきをつかれた。気の緩みもあったのかもしれない」と唇をかんだ。
坂元の決勝は全国高校グレコローマン選手権決勝で敗れた宿敵前川勝利(茨城、霞ケ浦高2年)との対戦。「悔いは残さないように気合を入れて臨んだ」と坂元。「前へ前へ」の指示通り攻め続け、体格で勝る相手の攻撃に耐え、先にポイントを奪った。だが最後は力で競り負けた。「序盤は冷静に守れたので良かった。第2ピリオドで点を奪えなかったのが敗因。相手が一枚上だった」と話した。
2人をレスリングに誘い、指導してきた勝監督は「3年間でよくここまで強くなった」と成長をたたえた。榊は中学からの夢だった総合格闘家へ、坂元は大学へ、それぞれの道を歩む。「プロを目指して頑張りたい」「大学では優勝したい」。2人は今後の目標を力強く話した。
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