大分のスポーツ

大分工、軽めの調整

[2010年08月08日 09:55]

元気よく声を出しながらランニングする大分工ナイン=摂津市の星翔高校グラウンド

 【甲子園臨時支局】第92回全国高校野球選手権大会は7日に開幕。開会式を終えた県代表の大分工は、外野席から開幕試合を途中まで観戦。その後、大阪府内で練習した。
 練習は午後1時から約2時間、摂津市の星翔高グラウンドで行った。塔鼻充監督は開幕試合に触れ、「甲子園での試合はちょっとしたことで大きく流れが動く。冷静に普段通りできるチームが勝つ」と心構えを説いた。
 疲労を考慮し、守備のみの軽めの内容。内外野の中継や、内野の併殺プレーを中心に行い、エース田中太一(3年)もフォームを確認しながら、50球程度の投げ込みにとどめた。
 三塁手の平山慧副主将(同)は「続けてミスしないことや、1球に集中することを意識して練習した。守備はかなり仕上がってきた」と話した。

 ランナーコーチの弥田と三浦
 弥田拓治(3年)は一塁、三浦広大(同)は三塁のランナーコーチ。7日の開会式で大舞台の雰囲気を味わい、「かなり大きな声を出さねば」「雰囲気にのまれず、冷静さを保つ」と思いを新たにした。
 ランナーコーチはこれまで、さまざまな選手が交代で担当していたが、大分大会から2人が“専任”に。相手守備陣の位置を確認し、走者に適切な指示をするのが役割。特に三塁の三浦は「自分の判断が試合の流れや勝敗を分ける」とその重責を自覚する。
 大阪入りして6日たち、「練習では思い切りのいいプレーが増えており、日に日に勢いが出てきた」と弥田。
 弥田は俊足を生かした代走、三浦は左腕に対する代打で起用される可能性もある。三浦は「試合に向けて集中力を高めていく」と出番も想定して備えている。

 両監督の話
 大分工は大会第5日第1試合(11日午前9時半開始予定)で延岡学園(宮崎)と対戦する。大分工の塔鼻充監督(54)、延岡学園の重本浩司監督(28)に話を聞いた。
 ―相手の印象は。
 塔鼻 口蹄(こうてい)疫の発生や対策で地域が揺れ、宮崎大会は大変だったろう。その中で優勝候補を連破して代表校になっており、実力の高いチームと思う。
 重本 投手を中心に守備がいい。特に田中君は注目されており、対戦が楽しみ。
 ―仕上がり具合は。
 塔鼻 こちらに来て練習時間が短くなったが、疲れは取れた。試合までに調子が上がるはず。
 重本 打線はまずまず。宮崎大会は内野が天然芝だったので、黒土への対応を徹底したい。
 ―どんな試合展開を予想しているか。
 塔鼻 接戦になると思う。すきを見せると厳しくなるので、守りからリズムをつくる。
 重本 チームカラーは似ている。互いに投手戦が理想で、ミスした方が負けるのではないか。
 ―警戒する選手は。
 塔鼻 1、2、4番が振れているようで、ほかの選手も勝負強そう。
 重本 田中君と2番手の投手もいい。しっかり準備して臨みたい。
 ―鍵を握る選手は
 重本 エース坂元で勝ってきた。彼に任せ、心中するつもりだ。
 塔鼻 田中と主将の平野。打線は平山、平野の2人が引っ張ってほしい。

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