
【花巻東―明豊】8回裏明豊1死二、三塁、木森が逆転となる左越え適時二塁打を放つ=甲子園
【甲子園臨時支局】第91回全国高校野球選手権大会第12日は21日、甲子園球場で準々決勝2試合があった。県代表の明豊は第1試合で花巻東(岩手)と対戦。延長十回の末、6―7で敗れ、ベスト4進出はならなかった。花巻東と日本文理(新潟)はともに初めて準決勝へ進んだ。
▽準々決勝
花巻東0103000021―7
明 豊0000120300―6
(延長10回)
【評】明豊が延長十回の末、花巻東に競り負けた。明豊は先発今宮が三回途中3失点。救援した野口も勢いを止められなかったが、五回途中から登板した山野が好投。打線は五回、河野の右犠飛で1点を返した。
花巻東の主戦菊池雄が背中の痛みで五回途中に降板すると、流れは一変。明豊は2番手猿川から、六回に寿の右前打で2点。八回には河野、木森の連続二塁打で3点を挙げて逆転した。
しかし九回、山野が3連打を浴びて追い付かれると、十回は再登板の今宮が1点を勝ち越され、あと一歩及ばなかった。
◎大悟法監督「敗因はない」
「総力戦だった。死力を尽くしたのだから敗因はない」。2試合連続の延長戦の末、惜しくも花巻東へのリベンジを果たせなかった大悟法久志監督は、悔しさをにじませながらも結果を受け止めた。
「1、2点で抑えれば勝機も見いだせる。まずは先制を許さないこと」との思惑が序盤から崩れた。最も信頼する先発の今宮健太(3年)が四回途中で降板。救援した野口昂平(同)も1回しかもたなかった。
それでも、3番手の山野恭介(2年)が好投。花巻東のエース菊池雄星(3年)がアクシデントで降板し、流れは明豊に傾いた。逆転し、勝利まであと1回。しかし、九回に追い付かれた。
「山野はよかったが、あそこは単調になってしまった。仕方ない」。ひそかに全国制覇を狙っていたベテラン監督はまたも思いを遂げられず、自身最高成績のベスト4を目前に甲子園を後にした。
素晴らしい試合
河室聖司県高校野球連盟理事長の話 中盤以降は粘りを発揮し、チーム一丸の戦い。県代表に恥じない素晴らしい試合だった。今年の明豊は県内無敗で、夏の甲子園はベスト8。各チームに、この明豊を倒そうとした財産が残っている。明豊にも甲子園経験者が何人か残る。来季も楽しみだ。
明豊など12校、国体に出場へ
日本高野連は21日、甲子園球場で国体選考委員会を開き、新潟国体の高校野球硬式の部(9月27~30日・ハードオフ新潟)=公開競技=に出場する12校と補欠2校を次の通り選んだ。
▽出場校 札幌一(北海道)花巻東(岩手)東北(宮城)帝京(東京)中京大中京(愛知)県岐阜商(岐阜)智弁和歌山(和歌山)立正大淞南(島根)西条(愛媛)明豊(大分)都城商(宮崎)日本文理(新潟=開催地)
▽補欠校 東農大二(群馬)横浜隼人(神奈川)
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