▽2回戦
大分商010060010-8
豊府 100010201-5
大分商の吉野賢一郎監督は「今日も苦しい試合だった」と第一声。五回に集中打で大量リードしたが、その後はじりじり追い上げられる展開。エース後藤恭介(2年)の力投に「走者を背負ってからが彼の真骨頂。よく踏ん張った」とたたえた。3回戦の相手は、2試合連続完封の松永賢人(3年)擁する楊志館。「うちは全員一丸となって食い下がるしかない」と意気込みを示した。
粘る豊府地力示す
今年も1試合で豊府の夏が終わり、ロッカールームにすすり泣きの声が響いた。
五回がすべてだった。集中打を浴び、6失点。先発の西田興嗣(3年)は「みんなに申し訳ない」と号泣した。4月から指揮を執る塚崎一孝監督は「チームの仕上がりはよかった。投手交代のタイミングなど私の判断ミス。一番大事な大会で選手の力を引き出してやれなかった」と自らを責めた。
七、九回に食い下がり地力は示した。3打点した板井勇介(3年)は「最後まであきらめてはいなかったが、去年も今年も1勝が遠かった。後輩たちに来年は1勝してほしい」と願った。
【評】大分商が五回に大量6点を挙げ、豊府の追い上げを振り切った。大分商は五回、1四球を挟み短打7本を集中。3点差に迫られた八回は、溝辺の三塁打から暴投で1点を挙げ、ダメ押しした。豊府は大分商の後藤恭に14安打を浴びせたが、残塁は13。得点機で攻めあぐねた。2番手以降の伊東、玉井が好投しただけに、先発西田の交代の遅れが響いた。
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