大分のスポーツ

明豊今宮3連発 内角球にうまく対応

[2009年07月17日 10:05]

【日田―明豊】今宮が3打席連続本塁打。(上)1回裏明豊1死三塁で逆転弾(中)3回裏明豊無死で左越え(下)4回裏明豊1死二塁で左越え=新大分球場

 ▽2回戦
日田101000 -2
明豊403311x-12
(6回コールド)

 明豊の今宮健太(3年)が3打席連続本塁打。関係者によると「おそらく大分大会では初めて」という。今宮自身は「紅白戦で1回ある」と言い、高校通算本塁打を62本にした。
 選抜大会で準優勝した花巻東(岩手)の菊池雄星(3年)に内角直球で抑えられた。菊池へのリベンジを誓い、課題克服に取り組んできた。
 この日、日田バッテリーは徹底した内角攻め。今宮は「1打席目は甘い球をうまく払えた。2打席目は出塁を意識し、コンパクトに振った結果。3打席目はまた内角だったので、詰まってもヒットを打とうと思った」と振り返った。

 バントや盗塁確実に決める
 優勝候補筆頭の明豊が好発進。打線が爆発し、バントや盗塁も確実に決めた。守っても無失策。大悟法久志監督は「1点先制されたが、すぐに取り返せたのがよかった。よく頑張ってくれた」と笑顔。
 3安打と4番の存在感を示した主将の阿部弘樹(3年)は「チームに貢献することだけ考えていた。体調管理に気を付け、次もこの調子でいきたい」と気を引き締めた。

 日田全力攻め貫く
 「完敗です。でも悔いの残る投球はしていない」。そう言うと日田のエース森誠太(3年)の目から涙があふれた。常勝・明豊に屈したが最後まで真っ向勝負を貫いた。
 試合前、チーム全員で確認しあった。「相手がどこだろうと攻め切ろう」。先制パンチを見舞った初回の攻撃、強打者ぞろいの打線に逃げることのなかった森の投球…。横山悠輝主将(3年)に涙はなかった。「相手は強かったが、攻める野球はやりきった」
 高橋昇監督は「目いっぱいやったとは思うが力の差。1、2年生はこの敗戦を見ていたはず。これからこの差をどれだけ埋められるかです」。

 【評】明豊が完勝。1点を追う一回、今宮の2点本塁打で逆転し、阿部の本塁打、松本の適時打で4点。三回以降は毎回得点で、計17安打を浴びせた。先発野口は4回2失点といまひとつだったが、救援の山野は2回を完ぺきに抑えた。日田は一回、穴井の二塁打を足掛かりに猪原の適時打で先制。三回も猪原の適時二塁打で追い上げたが、及ばなかった。

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