
【杵築―鶴岡】9回表杵築1死三塁、広田の右犠飛で三走の岡本が生還。捕手鈴木
▽1回戦
杵築000000101|2
鶴岡000000100|1
【評】杵築は七回2死から四球と敵失で一、三塁とし小田原の左前打で先制。同点の九回、岡本の中越え三塁打と広田の犠飛で勝ち越した。序盤は再三の好機に一本が出ず流れに乗れなかった。
鶴岡は七回、三股の右前打と松尾の左前適時打などで1度は同点としたが、八、九回は無安打に抑えられた。先発の松尾は要所を抑える粘投だったが及ばなかった。
「初戦の硬さがあった」。射場尚隆監督は序盤、何度も好機をつくりながら先制できず、苦しんだ試合を振り返った。
スクイズ失敗などもあり「ミスだらけだった」。課題は「振りをコンパクトにすること」。打撃を再調整して次戦に挑む。
小田原大樹主将(3年)は「もっと早い段階で主導権を握りたかった。次はシード校。思いっ切りぶつかりたい」。
「次こそ」誓う鶴岡
鶴岡の飛田佑太郎主将(3年)は試合後、球場の外で保護者にあいさつした。「グラウンドで歌えなかった校歌を歌います」。全員で斉唱した。
3年生はわずか3人。力を合わせ下級生を引っ張ってきた。吉野慎也監督は3年生へ掛ける言葉を聞かれ「よくまとめてくれた」。あとは涙で言葉にならなかった。
飛田は「大変だったが、野球が好きな気持ちと親や監督への感謝の気持ちで頑張れた」。好投した松尾裕輝(2年)は赤い目で絞り出した。「3年生を勝たせられず申し訳ない。でも来年は負けない」。今度は、グラウンドで校歌を歌うことを誓った。
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