
【鶴崎―中津商】延長10回裏、サヨナラ勝ちして喜ぶ中津商ナイン=新大分球場
▽1回戦
鶴崎 0100000200 |3
中津商0000000301x|4
(延長10回)
【評】中津商は延長十回、先頭の塩崎が中前打で出塁。1死満塁と好機を広げ、原田がスクイズ(記録は安打)を決めてサヨナラ勝ちした。
鶴崎は八回に2点を追加したが、直後の守備で内野フライを“お見合い”したプレーから畳み掛けられ、追い付かれた。九回、1死満塁の好機に中軸が倒れたのも響いた。
決勝点に笑顔
「体によくない」と言いながら、中津商の恒成徳二郎監督は目尻を下げた。序盤は守備のミスで失点し、打線はフライの山。継投も「ワンテンポ遅れた」。それでも追い付いた。「今年のチームは粘りがある。これで勢いが出る」と力を込めた。スクイズを決めた原田康宏(3年)は「サインは頭にあった。気楽にいけと言われ、自信を持って打席に入れた」と笑顔を見せた。
心にスキ 鶴崎屈す
2点を追加し3―0になった八回表終了後、鶴崎の大津裕也監督は選手たちに説いた。「これで勝ったなんか思うなよ」。リードが広がったことで心のスキができるのが怖かった。予感は悪い形で的中。夏の怖さを思い知る負けを味わわされた。
試合後、大津監督は「よく投げた先発の橋本をもう一度投げさせてやりたかったが…。『もっと一球を大事にしろ』と神様から言われたのかもしれない」と悔しさを押し殺し振り返った。
八回に2打点を挙げた紀野大樹(3年)は「3年はこれで終わりだが、1、2年はまだ先がある。自分たちがしたミスを生かして、もっと上へいってほしい」と託した。
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