大分のスポーツ

田中完投、16奪三振

[2009年07月13日 10:25]

【雄城台―大分工】16三振を奪う力投を見せた大分工の田中=新大分球場

 ▽1回戦
雄城台010000000|1
大分工20000000×|2

 【評】大分工は初回に挙げた2点をエース田中が守りきった。初回、四球と犠打などで2死一、二塁とし平山の中越え二塁打で先制。田中は16奪三振、被安打5の好投。
 雄城台は2回、敵失と犠打で2死二塁とし、吉藤の左前打で1点を返した。八回にも好機をつくったが、相手の堅い守りに阻まれた。恵良も被安打3の好投だったが及ばなかった。

大分工が投手戦制す

 大分工が投手戦を制した。「どちらが勝ってもおかしくなかった」と塔鼻充監督。1、2年生が主体の若いチームだけに「動きに硬さがあり、細かいミスが多かった」と試合を振り返った。「(次戦の)大分は力がある。思い切ってぶつかるだけ」と話した。
 16奪三振のエース田中太一(2年)は「次も自信を持って投げ勝ちたい」と力を込めた。

勝負どころで雄城台ミス…

 「勝負どころでうまくいかなかった」。雄城台の工藤央彦監督は無念そうに声を絞りだした。
 先制された直後に1点を返したが、その後はゼロ行進。「相手投手のスライダーが打てなかったが、後半勝負と思っていた」。バントや盗塁で走者を二塁に進め、得点機をうかがった。八回も1死二塁からバスターエンドラン。だが相手を揺さぶる作戦は失敗。「動揺させたかった。賭けだった」
 そして九回。「お前が流れを変えてこい」と送り出された背番号10の主将佐々木健介。打席は回ってこなかったが「プレーで引っ張れない分、最後まで声を出し続けた。悔いは残るが、やり切った」と涙声で話した。

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