
【東明―大分商】9回裏大分商2死一、三塁、吉野の中前打で三宅がサヨナラの生還。抱き合って喜ぶ大分商ナイン
▽1回戦
東明 000000200|2
大分商010100001x|3
【評】大分商がサヨナラ勝ち。九回、先頭の三宅が右前打で出塁すると、二つの内野ゴロで三塁に進み、吉野が中前打でけりをつけた。二、四回に敵失に乗じて1点ずつを挙げたが、打線は5安打と低調だった。一方の東明は四回途中から救援した羽迫が好投。七回、小川、羽迫の連続二塁打で追い付いたが、走塁ミスなどもあり、流れをつかみきれなかった。
大分商の吉野賢一郎監督は「よく知っている相手が初戦。硬かった」とホッとした様子。昨年は11年ぶりの第1シードながら初戦敗退しただけに「(この1勝には)1年間の思いがある」。ただ、中盤から苦戦する展開に、「落ち着かせられなかった」と反省も。エースの後藤恭介(2年)は「(七回は)球が高めにいった。反省を生かし、次はバックを信じて投げる」と誓った。
監督「悔しい」 東明ナイン涙
試合終了後、ロッカールーム前にうずくまり、しばらく動けなかった東明ナイン。河野雄監督も「悔しい」と目を潤ませ天を仰いだ。
保田真佑主将(3年)は「自分も含め昨夏も出た選手は少ない。序盤は硬かった」と振り返る。それでも四回途中から投げた羽迫太郎(3年)が試合を立て直し、七回同点に。昨夏はエースとして登板。今夏は背番号10だった羽迫は「最後の一球は悔いが残るが、思い切り投げた」。
あいさつを待つ応援団に温かく迎えられ、再び涙があふれた選手たち。保田主将は「夏の大会の貴重な経験を来年は生かしてほしい」と後輩たちに託した。
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