大分のスポーツ

最終回、高専勝ち越す

[2009年07月12日 09:14]

【高専―大分東】9回表高専2死二、三塁、安部が左越えに勝ち越しの二塁打を放つ

 ▽1回戦
高 専110000012-5
大分東001200000-3

 「途中、勝てる気がしなかった」。高専の堤正喜監督は、苦笑いを浮かべた。早い回に先制しながらその後苦しめられた。最終回、安部竜成(2年)の二塁打でようやく勝ち越し。「よく打った。あいつのおかげ」と感謝した。
 チームを救った安部は「思い切り打っただけ。次はもっと高専の持ち味である攻めの野球をする」と誓った。
 【評】高専は同点の九回、2死二、三塁から安部の適時二塁打で試合を決めた。序盤に先制しながらその後はあと一本が出ず、逆転を許す苦しい展開。終盤、ようやく相手投手の甘く入った球をとらえた。
 大分東は三回に1点。四回、黒木の適時二塁打などで2点。右方向への打撃で高専の金田を攻めたが、七回以降は無安打に封じられた。

 大分東、一度は逆転

 「3年生をほめてやりたい」。高専に競り負けた大分東の笠置伸一監督。赴任2年目で監督は4月から。「よくついてきてくれた」。悔しさをにじませながらも、選手の頑張りをたたえた。
 序盤にリードを許したが、その後は3人の継投でしのいだ。「想定内。よく頑張った」。一方、打線も四回までに逆転。「打力は低いが練習の成果は出せた。ただ、流れを完全につかむ一本が出なかった」と悔やんだ。
 「平常心で力まず臨んだが、中盤以降は勝ちを意識してしまった」と安素野拓也主将。「3年の7人で野球をやれてよかった。後輩たちにはもっと強くなってほしい」と思いを託した。

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