
アベック優勝した三重=大分銀行ドーム
全国、九州中学校駅伝競走大会県予選を兼ねた第59回男子、第24回女子県中学校駅伝競走大会(大分合同新聞後援)は15日、大分市の大分銀行ドーム周辺周回コース(男子6区間19キロ、女子5区間12キロ)であった。
男子は三重が1時間1分10秒で2年連続6度目の優勝。2位は稙田東、3位は国東が入った。女子は三重が41分27秒で5年ぶり2度目の頂点に立った。2位は大東、3位は滝尾だった。同一校の男女が優勝したのは大会初。
男女とも1位は全国大会(12月18日・山口)、3位までが九州大会(12月3日・宇佐市安心院)の出場権を得た。
<男子2年連続>目標高く盤石リレー
三重のアンカー田崎将真(3年)は、右手人さし指を高く突き上げてフィニッシュテープを切り、昨年に続いて“全国切符”を手にした。
1区から2区へは首位と3秒差の2位でたすきをリレー。2区の渡辺拓也主将(3年)は「絶対に自分が1位を奪って次につなぐ」と、ハイペースで前を追った。先頭との差を見る見る縮め、約400メートルでトップに立つと、後続の区間も首位を譲らず、独走。2位に1分44秒の差をつけて優勝した。
昨年の全国大会は40位だった。新チームは「全国大会に出場して昨年の順位を上回る」という目標を掲げ、練習を重ねてきた。全国で上位に食い込むには、1時間を切ることが必要で、県大会は目標タイムを1時間に設定。しかし、目標に1分及ばなかった。
藤原洋志監督は「優勝という目標は果たせたが、いいタイムを出せなかったことは反省点。九州、全国大会までにしっかりと調整したい」。渡辺主将は「もっともっと練習して、昨年よりいい結果を残せるようにしたい」と話した。
【男子評】三重は1区で2位。2区で渡辺がトップに立つと、4区飯田、6区田崎がいずれも区間賞の走りで後続を引き離して圧勝した。
稙田東は1区で7位と出遅れたが徐々に挽回。2区中島が二つ順位を上げ、終盤にも前の走者を抜いて2位に入った。
国東は1区で6位。3区の木ノ本が区間賞の走りで一気に順位を上げ、2位でたすきをつないだ。しかし、6区で順位を落として3位だった。
高田は5区安藤が五つ順位を上げて4位になり、そのままフィニッシュした。昭和は3位で好発進したが、終盤に順位を落として5位。6位は鶴見台が入った。
<女子5年ぶり>悔しさをバネに快走
女子の三重は総合力の高さを発揮して、5年ぶりの優勝を飾った。
優勝候補の筆頭だったが、チーム状態は万全ではなかった。エースの高橋彩良(3年)は故障明けで、2週間前に練習を再開したばかり。病み上がりの選手もいた。
高橋に代わって1区に起用されたのは伸び盛りの工藤杏華(1年)。「前の人について走り、良い位置で渡す」。言葉通りの力走で、首位と5秒差の2位でリレーし、流れをつくった。
2区後藤美音(3年)が区間賞の走りで首位に立つと、3区工藤佑華(同)は区間新記録の快走で独走態勢を築いた。工藤佑は「絶対に優勝したかった。チームに貢献できた」と声を弾ませた。
過去2年は2位。悔しさをバネに、ことしは全国、九州大会で好成績を残すなど各選手が着実に力をつけてきた。
「不安もあったが、みんなを信じて走った。優勝できてうれしい」と高橋。平岡美希監督は「全員がエースのつもりで取り組むことを目標に頑張ってきた。最高の走りをしてくれた」と選手をたたえた。
【女子評】1区は大東・木本、滝尾・松川、三重・工藤杏の3人が先頭集団を形成。三重は工藤杏が2位でたすきをつなぐと、2区後藤が区間賞の走りで首位に立った。3区工藤佑、4区神田も区間賞を獲得して後続との差を拡大。5区高橋は安定した走りで、そのままフィニッシュした。
大東の木本は残り1キロ付近でスパートし、区間タイ記録の走りで好発進。2区で2位となり、その後も順位をキープ。
滝尾は1区で3位、4区で順位を一つ下げたが、5区大塚が区間新記録の快走を見せ、ゴール前で1人抜いて3位に。4位は中盤で順位を上げた昭和、5位は高田、6位には坂ノ市が入った。
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