
10キロ高校男子でフィニッシュする室井勇吾(文理大付)
【評】序盤からレースを引っ張った室井(文理大付)が中盤以降、2位以下を引き離してフィニッシュテープを切った。
スローペースで始まったレースは、2キロで室井が先頭に立ち、橋本(大分西)、阿南(東明)、長森(文理大付)らが続いた。
4キロ付近で室井、橋本、大塚(東明)中原(同)の4人が先頭集団を形成。5キロすぎで室井がスピードを上げ、2位以下との差を徐々に広げていった。
2位以下は橋本、大塚に粘って追い上げてきた小谷(文理大付)が加わり、激しいデッドヒート。トラック勝負で小谷が競り勝ち、大塚、橋本が続いた。
室井、一人29分台
淡々とした表情を最後まで変えることなく、右拳を突き上げてフィニッシュラインを駆け抜けた。文理大付の室井勇吾(2年)がただ一人29分台をマークし、2位に22秒差を付けて制した。
昨年末の全国高校駅伝では13人を抜く快走で区間4位(4区)。勢いを新しい年にそのまま持ち込んだ。
「1キロほど走った時点で、いけると思った。全国大会の時と似た感じで、楽に走れた」と振り返った。
勝負を仕掛けたのは5キロすぎ。粗削りなフォームだが、幅広いストライドで地面をとらえ、ぐいぐいと前に進み、2位との差が見る見るうちに開いていった。
終盤は“自分との戦い”となったが、「1キロごとに腕時計でペースを確認しながら走った。目標だった優勝と29分台を両方クリアできて満足」と笑顔がはじけた。
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