大分のスポーツ

セーリングの後藤(青山高出身)大きな自信

[2011年01月01日 08:22]

別府ジュニアヨットクラブ出身の後藤沙希(関西大)

 セーリングの470級ジュニア世界選手権(2010年12月17~22日・ドーハ)で、日本人として初めて表彰台(3位)に立った別府市出身の後藤沙希(21)=関西大3年=が、古里で正月を過ごすため帰県した。「予想以上の結果が出せた。世界で戦えたことは大きな自信になる」と話した。
 22歳以下の大会で、470級は全長4・7メートルのレース艇。五輪種目で、将来を期待される各国の選手が多数参加する。
 後藤は同大の西山宏美とペアを組み、予選(計7レース)でトップに立った。上位10艇が出場する決勝では、予選から一転して強い風が吹いた。他国の選手に比べて体重の軽い後藤・西山ペアは、スピードを出しにくく苦戦して6位だったが、予選と合わせた総合ポイントで3位となり、メダルを獲得した。 
 後藤は「高校までに大分で積み重ねた基礎の上に、大学での練習が加わり、今回の結果に結び付いたのだと思う」と故郷の指導者らに感謝した。
 別府ジュニアヨットクラブ(現B&G別府海洋クラブ)に入って競技を始めたのは小学2年。国体成年に出場経験がある父文和さん(52)の影響が大きかった。
 中学1年のときにOP級(15歳以下の艇)アジア大会で優勝。2、3年には同級世界選手権も経験。青山高3年のときに国体少年女子で3位になった。大学では、2010年のインカレ団体3位などに貢献。艇を操る感覚が優れていて、スピードを出せるのが強み。
 「春から4年になるので、大学の競技生活をいい形で終えたい。もっと技術を磨き、インカレの個人でも団体でも一番上を狙っていく。国体も、まだ優勝したことがないので1位になりたい」と2011年の目標を掲げた。
 B&G別府海洋クラブの浜本徹夫代表(51)は「大分の次代を担う選手たちの目標として、さらに活躍してもらいたい」と期待を込めた。

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