
【東九州龍谷―パイオニア】第1セット、アタックを決める東九州龍谷の芥川(中央)=東京体育館
三好は敗退
天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド第2日は18日、東京体育館で男女とも準々決勝があった。
女子の東九州龍谷高はパイオニア(山形)に快勝。2試合連続でプレミアリーグのチームを破り、4強入りした。男子の大分三好ヴァイセアドラーは東レ(静岡)に敗れた。
東九州龍谷は粘り強く攻め、パイオニアを圧倒。第2セットから3セット連取で格上を退けた。
大分三好は後がない第3セット、攻撃面がうまく機能し奪取。だが第4セットは守りの乱れから中盤以降、離された。
第3日の19日は同体育館で準決勝があり、女子の東九州龍谷高はプレミアリーグの久光製薬(佐賀)と対戦する。
「結束力は負けない」 ラリーに持ち込み逆転
最高のバレーを求め進化する“東龍”の勢いは止まらない。記録がある1996年以後、高校生が国内トップリーグチームに勝ったのは初めてという快挙だけでなく、2試合連続で破る大記録を打ち立てた。
対戦したパイオニアは現日本代表の冨永こよみや元日本代表の佐々木みきらがエントリー。その相手に「ラリーも打ち合いも負けなかった」と相原昇監督。第1セットは高いブロックにつかまったが、第2セット以降は攻撃を立て直し、理想とする長いラリーに持ち込んだ。
歴史を変える前人未到の連続大金星。長岡望悠(3年)は「苦しい場面でもあきらめない気持ちを強く持った」。芥川愛加(同)は「高校生でも結束力はプレミアリーグのチームに負けない」。勝利への執念が高校生で全日本の大会のベスト4に入る原動力となった。
「優勝を目指しているから」。大会前、大木正彦総監督が言ったことが現実味を帯びてきた。準決勝の相手は現在同リーグ2位の久光製薬。相原監督は力強く言う。「相手のパワーバレーとこちらのテクニックバレー。どちらが勝つか、見る人は楽しいと思う」
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