
表彰式でトロフィーとメダルを手に笑顔を見せる赤尾知美(日田高)=13日
ボートの第87回全日本選手権最終日は13日、埼玉県の戸田ボートコース(2000メートル)で決勝があった。
女子シングルスカルに出場している県勢の赤尾知美(日田高)が、同種目では史上2人目の高校生での優勝を飾った。
=女 子=
▽シングルスカル決勝 (1)赤尾知美(日田高)7分58秒52
声上ずらせ「まさか…」
世界ジュニア選手権日本代表の赤尾知美(日田高3年)が、五輪代表の実業団選手や大学王者を抑え、日本一に輝いた。「まさか優勝できるとは…」。喜びと驚きで声を上ずらせた。
昨季はダブルスカルで高校3冠を達成。今季は世界ジュニアのシングルスカルで日本史上最高の11位。重田英樹監督(日田高教)は「課題だったスピード面にも自信をつけ、日本のトップと互角に戦える感触を得た」。8月下旬、アジアジュニア選手権派遣選考会を制し、今大会に照準を合わせてきた。
準決勝で前半が不本意だった反省もあり、重田監督の指示は「前半から食らいつけ。できたら頭を取れ」。その指示通り、レースの主導権を握り、2位を2艇身近く離す完ぺきなレースだった。
「これで終わりじゃない。ここを新たなスタートに、もっと鍛えていこうと思う」と赤尾。重田監督は「五輪選手を倒しての優勝は最高。次の新潟国体にもプラスに作用させたい」と喜んだ。
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