
優勝した日本文理大チーム
第89回天皇杯全日本選手権大会の県代表決定戦を兼ねた県サッカー選手権決勝トーナメント(大分合同新聞など共催)最終日は30日、大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場で決勝があった。日本文理大が新日鉄大分を破り、2年連続5回目の代表権を獲得した。閉会式で大分合同新聞社の佐藤政昭事業局長らが優勝、準優勝チームを表彰。首藤隆憲県サッカー協会長があいさつした。
日本文理大の天皇杯初戦(1回戦)は9月20日午後1時から、大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場で福岡県代表のニューウエーブ北九州と対戦する。
▽決勝
日本文理大 5 3―1 2―0 1 新日鉄大分
▽得点者【日】武田2、砂本3【新】三重野
【評】日本文理大は開始早々、新日鉄大分守備陣のマークが整わないうちに、左サイドのMF武田が右足でゴール。9分にも武田の折り返しにFW砂本が合わせた。
新日鉄大分は23分、FW三重野がPKを決めて1点差としたが、日本文理大は33分、武田がドリブルで切れ込み、ミドルシュート。再び2点差とした。
日本文理大は後半も砂本が2点を加え、ハットトリックを完成。新日鉄大分は前線の選手を入れ替え、退場者を出した後も攻め続けたが、決定力不足に泣いた。
先制パンチで勢い
日本文理大が岡中体制になって2年連続で天皇杯への切符をつかんだ。
先制パンチが効いた。キックオフからパスをつなぎ、わずか1分でMF武田翔太(2年)が右足でゴール。武田は1点差に追い上げられた33分にも、ミドルシュートで追加点を挙げた。
武田は「こんなに早い時間に決めたのは初めて。チーム全体が勢いに乗れた」と笑顔。FWと位置を変えながら、スピードを生かして相手守備陣を切り裂いた。
新日鉄大分の反撃をはね返し続けた主将のDF斉藤誠治(4年)は「最上級生として、主将として、昨年以上にうれしい優勝」。昨年の天皇杯は1回戦で大津高(熊本)に敗れただけに、「一つずつ勝って、Jリーグのチームと対戦したい」と目を輝かせた。
同部は部員約110人の大所帯。「タイトルを取ることでチームの和ができていく」と岡中勇人監督。確かな自信をつかみ、これから本格化するシーズンに弾みを付けた。
立ち上がりよかった
日本文理大・岡中勇人監督の話 普段はエンジンのかかりが遅いが、今日はよかった。ただ2点取った後の中だるみは反省材料。勝ち続ければJリーグのチームとも対戦できる。夢を持たせてくれた選手に感謝したい。
決定力の差が出た
新日鉄大分・藤沢哲也監督の話 立ち上がりの失点が痛かった。うちも内容は悪くなかったが、決定力の差。結果を受け止め、今後の社会人リーグなどに臨みたい。
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