
【日本文理大―法政大】日本文理大3回裏1死一塁、藤沢が右中間にタイムリー二塁打を放つ=神宮
全日本大学野球選手権第3日は11日、神宮球場と東京ドームで5試合を行い、県勢の日本文理大(九州)は準々決勝で法大(東京六大学)に3―4で惜敗した。
日本文理大は4点を先制された二回、疋田の右前適時打や敵失などで2点を返した。三回には藤沢の適時二塁打で1点差に。しかし、その後は走者を得点圏に進めながらあと一本が出なかった。
三回以降は4、5番手の三好、古川が追加点を与えなかったが、援護がなかった。
関西国際大(阪神)は11―2で初出場の東海大海洋学部(東海)に七回コールド勝ちし、初の4強入り。
2回戦では、2連覇が懸かるシード校の東洋大(東都)が初戦に臨み、九州共立大(福岡六大学)を6―3で下して準々決勝へ進んだ。26度目出場の東北福祉大(仙台六大学)は1―4で創価大(東京新大学)に屈し、1984年以来の初戦敗退。富士大(北東北)は3―2で仏教大(京滋)に勝った。
【東京支社】優勝候補に肉薄したものの、あと一歩及ばなかった。中村寿博監督は「1点差の試合を落とすのは監督の采配(さいはい)ミス。選手はよく頑張ってくれた」。悔しさを押し殺し、教え子たちの健闘を褒めた。
強打の法政打線に二回までに4点を先行される苦しい展開。勢いにはまりそうになったが、すぐに反撃して二回に2点、三回に1点を返し、がっぷり四つの戦いに持ち込んだ。
四回途中からロングリリーフしたエース古川秀一(4年)は「絶対に追加点はやらないつもりだった」と気迫の投球。スコアボードに0を並べたが、打線が得点圏に走者を置いた場面でことごとく凡退。最後は八回からエース二神一人(4年)を投入した相手に押し切られた。
初戦敗退した昨年の雪辱を期した今大会は、優勝した2003年以来のベスト8に終わった。
中村監督は「歴史の浅いわれわれにとって伝統ある東京六大学は大きな壁。法政を苦しめられたのはチームが成長する上でいい経験になった」。上地祐也主将(4年)も「満足はしていないけど、経験という財産は残せたと思う」と話し、2度目の優勝を後輩たちに託した。
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