大分のスポーツ

逆転コールド文理大8強 全日本大学野球

[2009年06月11日 09:24]

九州国際大学戦で逆転打を放った日本文理大の沢良木(左)と好投した古川

 全日本大学野球選手権第2日は10日、神宮球場と東京ドームで7試合を行い、県勢の日本文理大(九州)は2回戦で九州国際大(九州六大学)に11―4でコールド勝ちし、準々決勝へ進んだ。
 日本文理大は八回、打者一巡の猛攻で一気に試合をひっくり返した。一死満塁から3番稲津の敵失を誘う強打で同点とし、4番沢良木の中前適時打で勝ち越し。その後も東らの4連打などでこの回一挙9点を奪い、勝負を決した。
 日本文理大は11日午後1時30分から、明治神宮球場で法大(東京六大学)と対戦する。

 ▽2回戦
九州国際大(九州六大学)00030010 -4
日本文理大(九州)    00011009x-11
(8回規定によりコールドゲーム)
(九)阿南、新井、井上、田中―星山
(日)小野、宇野、榎田、三好、木谷、川瀬、古川―田川、井上、柏

 止まらない 一気に9点
 【東京支社】ドラマは八回にやってきた。一死満塁から併殺コースのゴロを相手二塁手がまさかのトンネル。2点差を追いつくと、4番・沢良木喬之(3年)のセンター前にポトリと落ちる適時打で逆転。さらに猛烈な勢いで連打を浴びせて大量9点。練習試合で何度も対戦し、互いに手の内を知り尽くした九州のライバルを一気にのみ込んだ。
 沢良木は「地区大会の準決勝でも九回二死から追いついた。最後まであきらめない気持ちが運を呼び込み、自分の一打にもつながった」と顔を紅潮させた。
 五回途中から登板したエース古川秀一(4年)は、1点を失うも、3者連続を含む6奪三振など好投。「相手には苦手意識があったけど、いい投球ができた。これで波に乗れる」と調子は上向きだ。
 脅威の逆転コールド劇に、中村寿博監督は「理屈では説明できない。(粘って同点のチャンスをつくり、逆転後に連打で畳み掛けた)頼れる4年生たちのおかげ」と最上級生を称賛。「大舞台での経験がチームを強くする。1回戦より確実に強くなっています」。次の準々決勝、そして頂点に向け、チームの成長に手応えを感じていた。


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