大分のスポーツ

燃える若さ 県高校総体が開幕

[2011年06月03日 14:49]

県高校総体開会式で力強く入場行進する選手ら=3日、大分市営陸上競技場

 第59回県高校総合体育大会(大分合同新聞後援)の総合開会式は3日、大分市営陸上競技場であった。大分商、舞鶴など大分市内12校の吹奏楽部の演奏に乗って59校、約2千人が入場行進した。

33競技に62校7578人
 全員で東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた後、県高校体育連盟の江田雅紹副会長が開会を宣言。国歌斉唱に続いて、同市内の生徒1万2千人余りによる「高体連の歌」に合わせて県高体連旗と県旗を掲揚した。
 東九州龍谷女子バレーボール部の鍋谷友理枝主将が優勝旗を返還。県高体連の橋本文徳会長、小矢文則県教育長が「高校生らしいはつらつとしたプレーでスポーツの魅力を伝えてほしい」とあいさつ。広瀬勝貞知事が「流してきた汗と涙を自信に変え、最後まであきらめず頑張ってください」と祝辞を述べた。
 生徒を代表して大分東の中平拳斗生徒会長があいさつ。杵築陸上部の木村賢太主将が選手宣誓をした。
 競技は4日からスタート。6日までの3日間を主日程に62校の7578人が33競技に臨む。第1日は27競技がある。先行開催のうち、自転車、登山のクライミングは終了している。

「前向きに」大役果たす
 ○…生徒を代表してあいさつしたのは、大分東の中平拳斗生徒会長(3年)。
 ユネスコ同好会に所属し、東日本大震災後は街頭募金を行った。開会式では、「失敗を恐れてはいけません。何物にも恐れず戦う姿勢こそ美しい」などとあいさつ。「総体は運動部の晴れ舞台。前向きな印象が残る言葉を選んだ」と言う。最後に「立ち上がれ美しき挑戦者たちよ」と述べると、観客席がどよめいた。

宣誓「全力で戦い抜く」
 ○…宣誓をしたのは杵築陸上部の木村賢太主将(3年)。校旗を左手でつかみ「支えてくれた方々に感謝の気持ちを持ち、今できることに全力を注いで最後まで戦い抜きます」と力強く述べた。
 先行開催された男子200メートル1次予選で県高校新記録を出しており、「目標はインターハイでベスト記録を出すこと。今大会では次につながる走りをしたい」と話した。

開会式を午前に変更
 ○…開会式はことしから金曜日の午前に変更した。
 一昨年まで土曜日の午前だったが、選手が参加しやすいようにと昨年は金曜日の午後に実施。今回は、遠隔地の高校から「開会式後、大会に備えて練習する時間を確保したい」といった声があったのに配慮するとともに、暑くなる午後を避けて熱中症を防ぐことにした。
 県高校体育連盟の小田雅彦理事長(大分商教)は「2年後には大分など北部九州でインターハイが開催される。選手も感動を味わえる式にするため、今後もよりよい形を模索していきたい」と話した。

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