
【大分商―日田林工】延長11回表大分商1死二、三塁、梶取がスクイズを決める。三走高橋=新大分球場
第115回県高校野球選手権大会(大分合同新聞後援)第4日は18日、新大分球場で準決勝があり、大分商と明豊が決勝進出を決めた。
第1試合は大分商が延長十一回の末、日田林工を振り切った。
第2試合は明豊が二回以降、毎回得点の猛攻で東明に五回コールド勝ちした。
最終日の19日は午前10時から同球場で決勝がある。
ピンチしのぎ接戦制す
「いやぁ、ここに悪い」。大分商の吉野賢一郎監督は、ベンチ裏に引き揚げると左胸を押さえながら笑顔。「(九、十回の)サヨナラのピンチをしのげたのが大きかった」と息をついた。
3点を先制しながら、じりじり追い上げられる展開。「終盤はピンチの連続できつかった」と先発の坂本憲英(2年)。十回途中から救援、勝ち越しスクイズを決めた梶取直恭(3年)は「一発で決めるつもりだった。その裏は波に乗って投げられた」と振り返った。
決勝の相手は明豊。4安打を放った高橋雄貴(2年)は「夏までに一度やりたかった。自分たちの野球をする」と闘志をのぞかせた。
【大分商―日田林工評】大分商は延長十一回、高橋、吉野の短長打などで一死二、三塁とし梶取がスクイズを決めて接戦を制した。初回、吉野の三塁打などで先制。終盤は何度もピンチを招いたが、右翼手植木の好守などで守り切った。
日田林工は終盤に佐東の本塁打などで食らいつき同点としたが、再三の好機にあと一本が出ず逆転できなかった。
猛攻で大勝「夏につなぐ」
明豊の大悟法久志監督は大勝にも「ミスが多い。守りもリズムに乗れていない」と内容の悪さを指摘。「命懸けでプレーする、それくらいの気持ちがほしい」と選手を鼓舞した。
今は夏の甲子園県大会に向け、チームを試す大切な時期。控えの選手に対しても「まだ物足りない。選手の切磋琢磨(せっさたくま)でチームは強くなる」と期待をかけている。
4番を打った阿部弘樹主将(3年)は「集中して試合に入ること。初回に点を取る。点を取られない」と立ち上がりの悪さを改善点にあげた。「最高の試合をして夏につなげたい」。気を引き締め直して決勝に臨む。
【東明―明豊評】明豊打線が爆発し、東明に圧勝した。明豊は同点の三回二死から、敵失を足掛かりに四死球を挟み4連打で5点。四回も野口の中越え適時三塁打などで4点を加え、大勢を決めた。
東明は一回、伊藤の右翼線適時二塁打で先制したが、その後は要所を抑えられた。投手陣も六つの四死球を与え、いずれも失点につながった。
【大分商】打安点
(8) 橋 本500
(6) 源 田400
(9) 植 木520
(3) 後藤孝401
(2) 高 橋541
(7) 吉 野531
(5) 芦 刈100
5 藤 田410
(1) 坂 本320
1 梶 取001
(4) 溝 辺411
……………………
計 40135
【日田林工】打安点
(6) 梛 野620
(4)74久 綱500
(8) 山 田411
(2) 野 上401
(9)71佐 東531
(7) 琢 間100
3 川 原210
R3栗 田100
(3)9宗 野520
(5) 桑 原100
1 喜多代100
H 山 下100
4 一 井000
H7浦 塚100
(1)5山 部421
……………………
計 41114
▽本塁打 佐東▽三塁打 吉野▽二塁打 高橋2、吉野、梛野、山部
大2051271
振球犠盗失残併
日43331101
【東 明】打安点
(8) 山 城310
(6) 中 園210
(9) 酒井拓310
(3)4伊 藤321
(1)3羽 迫310
(5) 小 股200
(7) 山 崎100
7 市 宮000
(2) 野 下100
(4) 長 野000
H 堀 100
1 片 野000
1 小 川000
……………………
計 1961
【明 豊】打安点
(6) 今 宮410
(5) 稲 垣310
(9) 平 井320
(2) 阿 部311
(8) 河 野311
(1)7野 口112
(3) 松 本223
(7) 才 巻100
7 鈴 木100
1 山 野000
(4) 篠 川312
……………………
計 24109
▽三塁打 野口▽二塁打 伊藤、河野、稲垣、今宮
東6311370
振球犠盗失残併
明2620070
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