
【秀岳館―明豊】3回裏明豊無死一塁、平井が中越え3塁打を放ち、先取点を挙げる(佐賀市みどりの森県営球場)
【佐賀臨時支局】第123回九州地区高校野球大会第3日は26日、佐賀市みどりの森県営球場などで準々決勝4試合があった。県代表の明豊は秀岳館(熊本1位)と対戦。早い回に畳み掛けて5―1で勝利。2年連続のベスト4に進出した。
第81回選抜高校野球大会(3月21日開幕・甲子園球場)の九州地区出場枠は4。ベスト4入りしたことで2年連続の選抜出場が有力になった。
27日は休養日。第4日の28日は同球場で準決勝2試合がある。明豊は第1試合(午前10時開始)で清峰(長崎1位)と戦う。
▽準々決勝
秀岳館(熊本) 000 000 010|1
明豊(大分) 002 200 01×|5
【評】明豊は三回無死一塁から平井の三塁打で先制し、砂川のスクイズで加点。四回は篠川の三塁打で2点を追加。好機を見逃さない勝負強さが光り、試合の主導権を握った。先発の今宮は変化球を低めに集める頭脳的な投球。毎回走者を背負ったが、要所を締めて五回を無失点。六回から救援した野口は1失点したものの、7奪三振の好投を見せた。
四死球から大技小技
したたかな攻めが光った。明豊が長打やスクイズと多彩な得点パターンで、秀岳館の本格派右腕梅田広久(2年)を攻略。2年連続の選抜出場を大きくたぐり寄せた。
梅田の生命線である直球を狙った。「直球が多い。高めは捨てて甘い球だけを待つように。粘って四死球でも出塁しろ」との大悟法久志監督の作戦を選手が実行。際どいコースはカットしてファウルにし、甘いコースの直球に的を絞った。三、四回は四死球の出塁から得点が生まれた。
最も期待に応えたのが1番平井徹(2年)。先制の三塁打を含む4安打2打点の活躍を「相手は直球が速いのでバットを短く持った。粘って粘って、とにかく出塁したかった」と振り返った。
新チームになって1番を任された。昨年秋の九州地区大会は5番で出場したが、その後は代打に降格。今秋から先発に返り咲き、存在感を示している。「昨年の途中から控えになった悔しさをバネに毎日練習している。結果も出ており、伸び伸びプレーできている」。
次戦も好投手を擁する清峰(長崎)。阿部弘樹主将(2年)は「1点を争う試合になる。少ないチャンスで確実に得点したい」と話していた。
同級生コンビ1失点リレー
○…投手陣は明豊中出身の同級生コンビが好投。今宮健太(2年)、野口昂平(同)のリレーで1失点に抑えた。先発のエース今宮は変化球主体の投球。「初戦はストレート中心だったから、あえてスタイルを変えた。五回までしか投げていないので次戦に疲労も残らない」と余裕の表情。
救援野口は内角の直球と外角低めの変化球を投げ分け、的を絞らせなかった。計4回を投げて7奪三振。「ストレートが走っていたおかげ。中学からの同級生の今宮に負けないように意識した」と話していた。
▽準々決勝
福岡大大濠(福岡) 000 010 000 0|1
清 峰(長崎) 000 000 010 1x|2
(延長10回)
波佐見(長崎) 000 000 000|0
興南(沖縄) 000 000 20×|2
神村学園(鹿児島) 310 000 002|6
九州国際大付(福岡) 002 000 012|5
*大会期間中、大分合同新聞ホームページ(http://www.oita-press.co.jp/)でイニングスコアを速報します。
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