
王者の走りを披露した大分。区間賞の新田(右)から畑山へたすき=大分市佐賀関
春季県体・第54回県内一周大分合同駅伝競走大会(県、県教委、県体育協会、大分陸上競技協会、県内各市町村、大分合同新聞主催)第1日は20日、大分市の大分合同新聞社前から佐伯市役所前までの8区間74キロであった。
A部は3連覇を狙う大分が区間賞を四つ獲得する手堅いレース運びで首位に立った。
日田は2区で浮上して3位、別府は序盤の遅れを徐々に挽回して4位。佐伯は6位と踏ん張り、豊後大野は7位とやや苦戦した。
B部は臼杵が積極的な走りを見せ、2位と好スタートを切った。竹田はA部圏内の5位、玖珠は終盤に盛り返して8位。宇佐は9位、由布は10位、豊後高田は11位と昨年とほぼ同じ順位で滑り出した。
C部は杵築が序盤の好走が効いて12位。中津が13位と続いた。国東・東国東は14位とやや苦しい初日となった。速見は15位。津久見は16位だが、昨年よりタイムを短縮している。
第2日の21日は、佐伯市から竹田市までの5区間48・9キロで争う。
首位譲らず“内容”も追求
3連覇・完全Vへ好発進
初日のフィニッシュ地点、佐伯市役所前に真っ先に飛び込んだのは大分のアンカー永田淳(日本文理大職)。区間賞を獲得して日間1位に貢献し、「沿道の声援が大きく、楽しんで走れた」と笑顔で額の汗を拭った。
1区を任された城戸智恵子(キヤノンAC九州)がトップで発進。これでチームは波に乗った。3区の新田涼(日本文理大)はたすきを受けると、序盤から飛ばした。「後半はばてて、出来は50点」と振り返ったが、区間賞の快走で後続との差を広げた。
最長12・1キロ、各チームの主力が集まる4区を託された畑山修生(同)は粘りを発揮し、区間2位でリレー。吉田研監督(JR九州)は「畑山の踏ん張りが大きかった」とたたえた。
昨年はたすきをつなぐたびにリードを広げ、初日だけで2位に約8分差をつけた。今年は再出発後、臼杵に肉薄される場面もあったが、総合力の高さを発揮し、一度も首位を譲らずにたすきをつないだ。
2年ぶりにシニア区間を走った小野明監督(太平工業)は「選手は初日なのでプレッシャーもあっただろうが、力を出してくれた。上出来」と笑顔を見せた。
順位だけでなく、タイムや区間賞など内容にもこだわり、質の高い走りを追求している。初日は、初出場組の城戸や日本文理大勢が活躍した。「戦力は充実している。2日目以降もどんどん行きたい」と小野監督。
目指す3連覇と完全優勝に向けて、自信は揺るぎない。
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