
【大分三好ヴァイセアドラー―堺ブレイザーズ】第1セット、スパイクを決める長江晃生=日田市総合体育館
バレーボール・プレミアリーグ男子は14日、日田市総合体育館などであった。大分三好ヴァイセアドラーは同体育館で3位堺と対戦。会心のゲームでストレート勝ちし、プレミアリーグ昇格4年目でホーム初勝利。チーム史上初の4勝目を挙げ、順位もセット率の差で最下位を脱した。
大分三好は強烈なサーブで序盤から相手を崩した。ブロックも13本出る好調で堺を圧倒した。
同体育館の第2試合はJTがFC東京を寄せ付けず、3―0で下した。
大分三好は20日に延岡市でサントリー、最終戦となる21日に宮崎市で豊田合成とぶつかる。
選手全員が一つになる
「4年間、なかなかホームで…」。試合後の勝利インタビュー。増成一志監督兼選手は途中声を詰まらせた。トップリーグ4年目のホーム最終戦で念願の“1勝”。結果もストレート勝ちという最高の内容だった。
堺は全日本代表を3人擁し、13日にファイナルラウンド進出を決めている。その相手に気持ちもプレーも負けなかった。長江晃生のサーブで崩し、序盤から優位に。第3セットに入っても「勝つと思ったときに負けてきた。1点ずつ取ることを思ってやった」と五十嵐元。
前日(JT戦)の惨敗後、選手だけでミーティングをした。「意思疎通をしっかりやろう」(中村紘二主将)。1本決めたら円になって集まる時間をできるだけ長くし、1点をみんなで分かち合った。控えもレギュラーも積極的に声掛けをした。ブロックで6得点した小川貴史は「選手間で話したことを出せたのが一番の収穫」と胸を張った。
ファンも感動
○…ホーム初勝利を待ち望んだファンも大喜び。応援団長の清水淳一さん(32)は選手と一緒に三好内科・循環器科医院で働く元選手。「いつもみんなの頑張りが伝わってきていた。今までホームで勝てなかった分、いつも以上の感動だった」。勝った方が先にする勝利のエール交換も初めて行い「うれしかった」。
バレーボール部の仲間6人で訪れた西胤(にしつぐ)和奏(わかな)さん(日田北部中1年)は「最後までレシーブを追う姿に感動した」、鹿児島から来た高井晶子さん(31)=英会話講師=はプレミアリーグに昇格した2006年からのファン。「まとまっていた」と感心しきり。
船越満や興梠龍司のプレーを大学生時代から見ているという行橋市の串山豊さん(31)=会社員=は「今日みたいな試合をいつもすれば4強入りも夢じゃない」と来季に期待を寄せていた。
華やかなバトン演技
○…昨年に続き、昭和学園高校バトン部が試合前イベントを華やかに飾った。
卒業した3年生も参加し、2009年度マーチングバトントワーリング全国大会のカラーガード部門で金賞に輝いた作品を披露。原武由(ゆう)前部長(3年)、日吉温美部長(2年)は「全国大会と同じ雰囲気を味わえてもらえたと思う」と笑顔。スピーディーで躍動感ある演技に客席から大きな拍手が送られた。
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