
【大分三好―サントリー】接戦で負け引き揚げる大分三好=17日、中津市のダイハツ九州アリーナ
バレーボール・プレミアリーグ男子は全日程の3分の1を終了した。大分三好ヴァイセアドラーは1勝9敗の最下位(8位)。7戦目(9日)で今季初白星を挙げたが、ホーム2連戦(16、17日・大分、中津両市)はともにフルセットで敗れた。残り18試合。昨季の成績(3勝)を上回ることはできるのか。
「失点はミスばかり。これがなければ勝っている」。ホームゲームを観戦した県バレーボール協会関係者は残念がる。落としたセットは一つのミスが“伝染”し、連続失点することが多い。
練習時間は例年のリーグ中より増やしているが結果が伴わない。増成一志監督兼選手(47)は「(ミスは)練習中に常に指摘していくしかない。根気強くやらねば結果は出ない。あとは本人の自覚次第」という。
リベロ興梠龍司(29)は「プレーの精度がまだ低い。簡単に改善されるものでもなく、練習をして高めていくしかない」と言い聞かせる。
ファンもあと一歩の内容に渋い表情。「良くはなっているが元気が足りない」と大分市の男性(43)。トップリーグ観戦歴10年以上になる30代女性は「もう一人決定力のある人がいれば変わる」。
19日のミーティング。サントリー戦(17日)のビデオを見返すと、フィニッシュまでの過程に課題が見えた。外国人オンテレ(27)以外の得点源も必要。だが増成監督兼選手は無理に柱はつくらない方針。好調な長江晃生(26)、船越満(29)らの長所をリーグを通して伸ばすことがチームの大きな力になると考えている。
現在、総得点で2位のオンテレをはじめ、ブロック決定本数で5位の中島悠樹(23)ら4選手が個人技術ランキング(15位まで)に入っている。「あと10勝が目標。少なくともFC東京戦2試合は全部勝つ」と増成監督兼選手。
中村紘二主将(29)は「コンスタントに力を出すメンタル面が課題。同じミスをしないための声掛けをコート内で徹底する必要がある」と話した。
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