
大阪戦を前に、最終調整をする大分ヒートデビルズの選手=20日午前、べっぷアリーナ
プロバスケットボール「bjリーグ」の大分ヒートデビルズは21、22の両日、大阪府の守口市民体育館である大阪エヴェッサとの連戦で、今季の後半戦に突入する。前半戦は5勝19敗、西地区8位と低迷した。後半戦は勝率を「5割以上」まで引き上げる目標を掲げ、巻き返しを誓う。
今季は、昨季のオールスター戦出場者3人と、NBA経験者1人を含むメンバーで戦いをスタート。「堅守速攻」スタイルを目指したが、肝心の守備が安定せず、平均失点(86・3)はリーグ最多と苦戦した。
鈴木裕紀ヘッドコーチ(HC)は、(1)継続した組織的な守備の実践(2)シュート成功率のアップ(3)ターンオーバー(ミスで攻撃が途切れること)の抑制―を課題に挙げた。
特に、個人攻撃に走ってシュートミスしたボールを奪われ、速攻などを仕掛けられて失点するパターンが多かったことを指摘。「(点差が開くと)選手が焦り、さらに個人攻撃に走る悪循環に陥った」と振り返る。
チームは14、15両日のオールスター戦を挟んだリーグ戦中断期間(4~20日)を利用し、立て直しに取り組んだ。
ミーティングで課題や改善方法などを話し合い、目標を当初の4位からプレーオフ進出圏内の「6位以内」に下方修正。「勝率5割以上」を達成するため、残り28試合を22勝6敗で乗り切ることなどを確認した。
攻撃練習では、ドリブルを制限し、パスをつないで連係を高めるメニューを継続。守備は5対5の実戦形式を中心に、時間をかけて行った。「攻撃的な守備システムも取り入れた」と鈴木HC。三友康平は「積極的にプレッシャーをかけ、自由にパスをさせない練習をした」と話す。
さらに中断期間中、外国人選手1人の契約を解除し、昨季の主力だったタージ・フィンガーを迎えた。高い個人技を持ち、連係プレーも心得ているだけに、戦力アップが期待されている。フィンガーは「チームの潜在能力は高い。ここから新しい始まりにしたい」とチームの思いを代弁した。
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