プロバスケットボール「bjリーグ」の大分ヒートデビルズが、来季(2011~12シーズン)の予算確保に苦戦している。運営会社の大分ヒート(別府市・井上博之社長)は、24日までに不足分(約4500万円)を補うめどが立たない場合はリーグへの参戦を休止する方針で、県内外のスポンサーとの交渉に全力を挙げている。
大分ヒートは今年5月、来季も継続して参戦するためのリーグ審査をパスした。しかし、来季の予算約1億2500万円に対し、収入見込み額は約8千万円にとどまっている。「厳しい経済環境に加えて、東日本大震災の影響が大きい」と井上社長。昨季の観客動員も1試合平均800人余りに落ち込んだことから、チケット収入も「過大な評価はできない」(井上社長)という。
このまま参戦すれば来季途中に資金ショートし、リーグ戦離脱に追い込まれることは確実。「リーグをはじめ、関係者に掛ける迷惑や影響を考えれば、最悪のケースだけは回避しなければ」(井上社長)と、独自にタイムリミットを24日に設定した。
チームはbjリーグに発足当初から参戦しており、これまでに6シーズンを戦った。この間、2度の経営危機を乗り越えた。10~11シーズンもメーンスポンサーのIT関連企業オーリッド(本社・別府市)の支援で乗り切った。
井上社長は「ぎりぎりまで継続して参戦する道を探りたい」、オーリッドは「来季に向けてもいち早く支援を表明した。状況は厳しいようだが、チームの最終判断を待ちたい」としている。
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