
【EASTーWEST】第4クオーター、WEST佐藤公威(大分)がゴール下に切り込む=別府市のビーコンプラザ
プロバスケットボール「bjリーグ」の2008―09シーズンオールスターゲーム(大分合同新聞共催)は25日、別府市のビーコンプラザであった。12チームから選抜された20選手が東西両軍に分かれて対戦。EASTが117―96でWESTを破った。
MVPはボビー・セントプルー(仙台)が受賞した。
ゲーム前に行われた3ポイントコンテストは鈴木裕紀(大分)、ダンクコンテストはブライアン・シンプソン(沖縄)が優勝した。観客は3747人だった。
登場すると、ひときわ大きな歓声と拍手が起こった。地元大分からは佐藤公威、ジェフリー・プライスが出場。初の祭典で伸び伸びとプレーした。
投票選出の佐藤は先発し、WESTの先制点を含む8得点。終盤に空中でパスを受けてダンクシュートを狙ったが惜しくも失敗。「期待を感じたのでもっと得点したかったが、シュートが入らなかった」と苦笑い。
プライスは得意のゴール下で攻めて4得点。「自分のプレーはまあまあ。いつもと違う雰囲気を楽しめた」と満足そう。
チームは西地区最下位。31日から後半のリーグ戦が再開する。佐藤は「他チームの選手から学んだ技術を生かしたい」、プライスは「後半戦は必ず勝ちに行く」とそれぞれ巻き返しを誓った。
【評】EASTが3年連続で勝利した。
EASTは序盤から236センチのスン・ミンミン(浜松・東三河)、212センチのクリス・ホルム(仙台)らが高さで圧倒。第3クオーターにはマイケル・ガーデナー(浜松・東三河)、竹野明倫(新潟)らを起点にした素早い攻めで突き放した。
WESTは沢岻直人(沖縄)、川面剛(福岡)らが外からのシュートで対抗。第2クオーター終盤には2点差まで追い上げた。後半はマイケル・パーカー(福岡)らの個人技で得点を重ねたが、及ばなかった。
【個人得点】(各チーム5位まで)▽EAST ボビー・セントプルー20点、レジー・ウォーレン17点、スン・ミンミン13点、ロドニー・ウェブ、池田雄一、クリス・ホルム12点▽WEST マイケル・パーカー29点、沢岻直人14点、ジェフ・ニュートン13点、ラシード・スパークス12点、川面剛10点
○…スリーポイントコンテストは地元大分の鈴木裕紀が初優勝した。
「久々にこんなに会場が埋まり、大声援が力になった。幸せな気持ちでシュートを打てた」と笑顔。6人が60秒で3点シュート計25本を打って得点を競い、2人が決勝へ進出する方式。昨年準優勝の鈴木は庄司和広(埼玉)との決勝を制し、念願の頂点。賞金10万円を獲得した。
「賞金でオフに家族旅行に行きたい」と喜んでいた。
新旧HCが指揮
○…大分の新旧ヘッドコーチ(HC)がオールスターで競演。前HCの桶谷大HC(沖縄HC)と現HCの小川忠晴アシスタントコーチ(AC)のコンビでWESTの指揮を執った。
桶谷HCは「大分は会場の雰囲気が好き。久々の大分だったので緊張した」、小川ACは「一緒にベンチに入れて懐かしい気持ち。いろんな話ができたのでよかった」と話した。
観客多彩な演出満喫
○…bjリーグでは3回目のオールスターゲーム。コート上の天井に、大型ビジョンと電光掲示板がつり下げられたほか、演出用の照明も多彩。会場はほぼ満員で、公式戦にはない盛り上がりを見せた。
昨年の開催地・新潟市から来た会社員速水康晴さん(36)は「新潟の元選手も多く、お祭り気分を楽しんでいます」、日出町の会社員吉野誠太郎さん(30)、温翔(はるか)君(8つ)親子は「選手は思った以上に真剣。大分の選手にもっと目立ってほしい」と応援していた。
ハーフタイムなどには、大分高書道ガールズ、日本文理大チアリーディング部「BRAVES」などによるパフォーマンスもあり、観客を楽しませた。
ぶんぶん号出動
○…大分合同新聞社は、会場にマスコットキャラクター「ぶんぶん」との記念撮影コーナーを設置。オリジナルの「マイ号外」をプレゼントした。また、試合終了後は大分合同移動新聞社「ぶんぶん号」が超高速新聞「大分合同bj新聞」を配布。試合やアトラクションの様子を、興奮冷めやらぬ観客に伝えた。鶴見丘高バスケットボール部2年の吉田雄登君、久寿米木広貴君は「記念になります」と喜んでいた。
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