
経営状況について説明する大分FCの青野浩志社長=24日午後
大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分FC)の青野浩志社長は24日、大分市の同社で記者会見し、9月末をベースにした第14期(2011年2月~12年1月)の決算見込みなど、経営状況について説明した。純利益は1億2千万円。当初予算を4100万円下回ったが、2期連続で1億円以上の黒字を確保。「再建への基盤はできつつある」としながらも、「多額の債務超過があり、経営の厳しさは変わらない」との認識を示した。
目標に4千万円不足「経営なお厳しい」
総売上高は9億6500万円で、予算を7700万円下回った。スポンサー収入は2200万円上回ったが、チケット収入が5700万円少なかった。シーズンパスの販売数が目標の8400席に対し、約7千席にとどまったのが響いた。一方、人件費などの経費は6億6700万円で、3400万円削減。
実質債務超過額は昨期と比べて1億2千万円圧縮し、9億3200万円となる見込み。
09年の経営危機でJリーグから融資を受けた6億円のうち、今期末(12年1月)に2億円、来期末(13年1月)に3億円の返済が残っている。青野社長は「資金繰りの中で返していく」と強調。 来季からプレーオフ制度が始まることから「チームは出場圏内の6位以内を目指してほしい。フロントは出場条件となる、残り3億円の返済を最大目標に準備していく」と述べた。
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