
後半38分、クリアボールがはね返ったところ押し込む大分・東=23日、大銀ドーム
Jリーグ2部(J2)第31節第1日(23日・日立柏サッカー場ほか=4試合)首位の柏は熊本と無得点で引き分け、3試合連続白星なしで勝ち点66。熊本は同43。
横浜FCは千葉を下し、勝ち点44とした。4位の千葉は同51。
大分は大分市の大分銀行ドームで徳島と対戦し、1―0で勝った。順位は13位。
大分は第32節最終日の31日午後4時から、東京都の味の素スタジアムで東京Vと対戦する。
大分がホームでまたも完封勝ち。4月の第5~7節に3連勝して以来、約6カ月ぶりの連勝を手繰り寄せた。
試合を決めたのは途中出場した東慶悟の右足だった。後半25分、「点を取ってこい」と皇甫官監督に送り出されると、前線で徳島に激しくプレッシャーをかけた。
得点シーンが訪れたのは終盤に差しかかった後半38分。右から攻め上がった金甫●(日の下に火)(キムボギョン)のけったボールが相手DFに当たった。フワリと弧を描いたボールは左のゴールポストに当たって跳ね返った。ゴール正面にいた東がすかさず詰め、右足でけり込んだ。
「ボールは跳ね返ってくると思って走り込んだ。絶対ゴールを決めるつもりだった」と東は声を弾ませた。
柏戦に続いて脚がつるまで走り続けた河原和寿は「タフな試合だったが、攻められたとき、DF陣が我慢できた。前半を0点で抑え、後半の攻撃につなぐことができた」と勝因を分析。
3バックの一人、藤田義明は「前節の柏戦が自信になっている。球際や一対一で負けなかった」と守備に手応えを感じている。
前節に続いて先発し、好セーブを見せたGK清水圭介は「この勢いで、アウェーで3連勝を目指す」と力を込めた。
【大分1―0徳島評】大分が終盤、一瞬のすきを突いて接戦を制した。前半、徳島がやや押し気味に試合を進めたが、大分のDF陣は粘り強く攻撃をはね返した。GK清水の好セーブも光った。後半は一進一退で推移した。38分、徳島DFのクリアボールのこぼれ球を東が右足でけり込み、これが決勝点となった。
「好機与えなかった」皇甫官(ファンボカン)監督の話
1―0というスコアで連勝できたことが何よりも良かった。相手の布陣によく対応し、チャンスらしいチャンスを与えなかった。これまで守備が落ち着かなかったが、守りの堅い本当のトリニータに戻った。
大分銀がサンクスデー
○…試合に合わせて大分銀行は「だいぎんスペシャルサンクスデー」を開催した。入場者に特製クリアファイルと抽選券を配布。ハーフタイムに抽選会があり、県の特産品などの賞品が計137人に当たった。また、県内の特別支援学校4校の生徒と家族ら約100人を観戦に招待した。
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