
後半25分大分、MF金甫●(日の下に火)が中央からロングシュートを決め、1点を返す=7日、千葉県日立柏サッカー場
Jリーグ2部(J2)第1節最終日(7日・日立柏サッカー場ほか=6試合)昨季J1の千葉は1―1で熊本と引き分け。新参入の北九州は横浜FCに0―2で敗れた。
大分は千葉県の日立柏サッカー場で柏と対戦し、1―2で敗れた。大分は第2節最終日の14日午後2時から、大分市の大分銀行ドームで岐阜と対戦する。
【柏2―1大分評】大分は前半、優勢に試合を運んでいたが、31分、一瞬のすきを突かれて柏のフランサにクロスボールを合わされて失点。後半18分にもフランサに追加点を奪われた。後半25分、金甫●(日の下に火)(キムボギョン)が左足でロングシュートを決め、さらにチャンスをつくったが、追いつけなかった。
【東京支社】クラブの存続危機を乗り越え、ようやくたどり着いた新シーズン。「もしかしたら、この場に立てなかったかもしれない。いろんな人に感謝して一生懸命戦おう」。ゲームキャプテンのDF菊地直哉のげきを胸に、選手は開幕戦のピッチに飛び出した。
同じくJ1から降格した柏は主力が残留。優勝候補に対し、大分は前線から激しくボールを奪いに走り、貪欲(どんよく)にゴールに迫るなど、闘志あふれるプレーで上回った。
輝きを放ったのは新加入のMF金甫●(日の下に火)。20歳の若き韓国代表は力強く巧みなドリブル突破、積極的なシュートで脅威を与え続けた。2点を追う後半25分には約30メートルのロングシュートをゴール右隅に決め、得点能力の高さを証明。「(代表の欧州遠征から合流したばかりで)試合後半は体が重くなったが、コンディションが上がれば、もっといいプレーができる」。さらりと言ってのけるコメントが、頼もしさを感じさせた。
2失点した守備は課題だが、GK下川誠吾は「マークなどを修正する必要がある。でも全体を通してリズムよく戦え、十分やれる手応えを感じた」。菊地も「試合を重ねればもっと良くなる」と前向きだ。
J1昇格にはリーグ戦3位以内のほか、債務解消というピッチ外での大きな戦いもある。それでも、選手らは「僕たちはピッチで結果を出すだけ」と、迷いなく新生トリニータがスタートを切った。
サポーターに感謝
大分トリニータの青野浩志社長の話 やっと開幕戦を迎えることができた。勝利できず残念だったが、大勢のサポーターが大分県から駆け付けてくれて感謝している。ホーム開幕戦では勝って、サポーターと一緒に喜びを分かち合いたい。
「攻撃陣、連係良かった」
皇甫官(ファンボカン)監督は試合後、「アウェーで厳しい戦いを予想していたが、双方にチャンスがあった。警戒していたフランサの個人技でやられてしまったが、守備はある程度できていたと思う」と手応えを口にした。
MF金甫●(日の下に火)、FW崔正漢(チェジョンハン)を中心に14本のシュートを打った攻撃陣について「連係はすごく良かった。金はチームにフィットすれば、もっと良くなる」と期待。「守備も試合を重ねていく中で新加入の選手もかみ合って改善していける」と話した。
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