
マルハンの完全撤退を報告する溝畑宏社長(右)と宮明透「マルハンを胸スポンサーに復活させる会」代表=14日
大分トリニータの溝畑宏社長は14日、大分市の大分センチュリーホテルで記者会見をし、スペシャルスポンサーのマルハンが来季から、完全撤退をすると発表した。2007年以降、Jリーグがパチンコ遊技場などのユニホームスポンサーを認めないことが理由となった。
溝畑社長は「マルハンは大分が深刻な経営危機と成績不振に陥っていた05年7月、ユニホームスポンサーの契約をしてくれた。Jリーグに『業界のカテゴリーでなく、一つの企業として見てほしい』と訴えてきた。昨年の好成績もマルハンの支援があってこそ」と感謝した。
「マルハンを胸スポンサーに復活させる会」として、県民らから35万人の署名を集めた宮明透代表は「昨年7月にJリーグへ署名を持参したが、認めてもらえず残念だった。広い視野で認可してほしかった」と話した。
マルハンは07年以降、スペシャルスポンサーとして契約。練習着や公式戦アップ着などのスポンサーのほか、年間シートの購入で同社のスポンサー料は05年から今季までで総額13億円を超えた。08年10月、大分に対し「上場を目指す企業であり、広告という対価を伴わずに経済的支援を続けることは厳しい」と通知していた。
溝畑社長は「来季がJ1かJ2かでスポンサー収入が違う。(J2入りを目指す)予備軍を含めて北部九州だけで大分、長崎、福岡、鳥栖、北九州、熊本の6チームがひしめく。地方クラブはここ数年が正念場。営業は海外を含めて幅広くやっている」と話した。
◇Jリーグ・サテライトリーグ(14日・NACK5スタジアム大宮ほか)
大分3────2―01―11C大阪
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