大分のスポーツ

【トリニータ】元磐田の菊地を獲得

[2009年08月27日 09:31]

会見する菊地直哉(右)と原靖強化部長=26日、大分市松岡のクラブハウス

 大分トリニータは26日、元磐田のMF菊地直哉(24)=181センチ・77キロ=を獲得したと発表した。
 同日、大分入りした菊地は大分市松岡にあるチームのクラブハウスで会見。「勝利に貢献したい」と決意を述べた。契約期間は2011年1月末まで。背番号は36。早ければ28日にリーグ登録され、29日のFC東京戦から出場できる見込み。
 菊地は清水商高(静岡)から03年に磐田に入団。04年のアテネ五輪や年代別の世界選手権にも出場した。しかし07年に静岡県青少年環境整備条例違反=淫行(いんこう)=の疑いで逮捕、起訴猶予となり、磐田を解雇された。その後は今年6月まで、ドイツ2部リーグから3部に降格したイエナでプレーしていた。
 05年に期限付き移籍したJ1新潟時代を含め、Jリーグでは94試合に出場し、6得点。ドイツでは20試合に出場した。
 会見では、原靖取締役強化部長が「事件に対する社会的制裁は受けた。5月に東欧やドイツを視察した際、代理人と接触していた。センターバック、ボランチ不足で悩むチーム事情と合致し、獲得に至った」と説明した。
 菊地は「07年に自分が取った行動で、サッカーにかかわる皆さんに多大なご迷惑を掛けたことを謝罪します」と頭を下げ、「大分はやりがいのあるチーム。持ち味である思い切りのよいプレーでチームの助けになりたい」と話した。
 菊地は会見後、練習に合流。アテネ五輪でチームメートだったFW高松大樹(27)や、磐田で同僚だったDF上本大海(27)らから声を掛けられていた。

 反発覚悟最後の賭け

 菊地の獲得はJ2降格の可能性が高まった大分にとって、最後の賭けになる。原強化部長は守備に定評がある菊地が入ることで「化学反応を起こせればいい」とチームを引き締めるカンフル剤として期待する。
 だが、一方でリスクも大きい。不祥事を起こした選手の獲得を反対する声もあるからだ。不祥事に加え、日本協会から1年間の登録除外を受けた後の処分期間中に、罰則適用外となる国外に移籍したことも疑問視された。菊地は「そこは非常に悩んだ。多くの人に相談し、サッカーを続けるのが一番と判断した」と言い、周囲の反発を覚悟で選んだ道を振り返った。
 原強化部長もJ1残留へ必死で「彼は社会貢献活動を行い、反省もした」と、サポーターの理解を求めようとした。
 予定では9月13日に古巣、磐田との対戦が控える。「残念な思いをさせたファンに元気な姿を見てほしい」と菊地。再び国内でプレーする道が開かれた24歳は、存在価値を示せるか。

県内過去のスポーツ

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

  • 大分の音楽ポータルサイト「Dive!」

[PR]FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA